ネガティブ思考をやめるには過度な〇〇を手放す


こんにちは。幸せ思考セラピーの幸田いろはです。

カウンセリングにいらっしゃる、ネガティブ思考の方は自分が落ち込むようなことばかり考える「ネガティブ思考のループ」からなかなか抜け出せません。

以前の私がそうでした。

学びを深めたり、良いと言われる方法を試すのですが、「またダメだ」、「私が悪いのでは?」という自分責めがやめられず、気分が沈んでしまうの繰り返しでした。

では、どうしたらやめられるのでしょうか?

それは「過度な罪悪感」を手放すことです!!

なぜ罪悪感なのでしょうか?

自分を褒めたりしているのに、なかなかネガティブ思考がやめられないのはどうしてだろう?と考えた時に、「過度な罪悪感」が大きな鍵を握っていることに気がつきました。

罪悪感とは

自分が罪をおかした、悪い事をしたと思う気持ち


ネガティブ思考の方は、何事に対してもすぐに「私が悪いのでは?」と言う思考がでてきます。

通常運転で、自分の気持ちよりも先に「何か自分が悪い事をしたのでは?」を探し始めます。

相手が泣いても、怒っても、無視をしても「私が悪いのではないか」と考え、相手が明らかに失礼な態度をとっても「私に落ち度があったのかな?」と考えがちです。

要するに、終わったこと(コントロールできないこと)や、自分に非がないことまでいつまでもクヨクヨと考え続けているのです。

そう、「もうどうにもならないこと」や「自分に非がないこと」までも、いつの間にか自分の責任にしているのです。

その結果、たくさんの罪悪感を作りだします。

そして今度は、悪い事をしたかもしれない自分を責めるのです!

なので、ネガティブ思考の方はこの「過度な罪悪感」をまず作らないようにする、作ってしまったら手放していくことが必要になります!

では、罪悪感は感じなくてもいいですか?

罪悪感は不快な感情ですが、私たちが成長し、社会の一員として責任ある行動を取るために重要な役割を果たしています。

罪悪感を感じることで他人への共感が生まれ、関係改善を試みれたり、罪悪感を感じることで自分の行動を振り返り、改善するためのきっかけとなることもあります。

罪悪感が全くない人や、無視して生きる人が増えると、人と協調することや、モラルはなくなるので、犯罪が溢れる世の中になるのではと予想されます。

このように、罪悪感は周りの人と共存して生きていく上で、とても大切な感情でもあるのです。

しかし・・・

ネガティブ思考の方は、上記のような必要な罪悪感はとっくに感じています。

問題は、自分が請け負う必要のない罪悪感まで背負ってしまうし、どんどん作りだしてしまうことです。

罪悪感を作る→自分を責める→また罪悪感を作る→さらに自分を責める
…思い当たりませんか?

こんなことをしていると、大切な時間を無駄にして、大切なことに目が向きません。

大切な自分をないがしろにして、どんどん落ち込んで、不幸になってしまいます!

過度な罪悪感はどうしたら手放せるの?

罪悪感を「過度」に抱えると、メンタルヘルスに深刻な影響を及ぼすします。そのため、罪悪感と適切に向き合い、少しずつ手放していくことが重要になります。

「罪悪感を軽減し、メンタルの健康を保つために効果的な方法」を紹介しますので、「意識する」を続けましょう。

1. 罪悪感の原因を具体化する
まず、罪悪感の原因を自分で明確にしましょう。「何に対して罪悪感を感じているのか?」を丁寧に書き出し、その状況を客観的に振り返ると、自分の罪悪感が現実に基づいているのか、それとも過剰に感じているのかが少しずつ見えてきます。書き出すことで、自分の中の気持ちを整理しやすくなります。

2. 「自分に優しくする」意識を持つ
自分に対して厳しく批判しすぎると、罪悪感が強まるばかりです。友人が同じ悩みを抱えている場合、どう声をかけるかを想像してみてください。だいたいは、優しく応えるでしょう。自分自身にもその優しさを向けるよう意識しましょう。

3. 必要以上に責任を負わないようにする
罪悪感を抱きやすい人は、自分の責任ではない部分まで背負いがちです。「どこまでが自分の責任で、どこからが他人の選択か」を考え、責任の境界線を意識しましょう。これにより、過剰に責任を感じなくなり、負担が軽減されます。

4. 過去ではなく「今」と「未来」に焦点を当てる
罪悪感の多くは過去の出来事に対するものです。過去を変えることはできませんが、現在の行動や未来の選択を変えることは可能です。「次はどうすればよいか?」と未来に意識を向けることで、罪悪感を少しずつ手放し、前向きな行動に転換しやすくなります。

5. 自分を「完全な存在」と思わないようにする
罪悪感を持つ人は完璧主義であることも少なくありません。完璧を目指すあまり、少しの失敗や欠点も許せなくなりがちです。誰もが不完全であり、過ちや失敗は成長の一部だと認識することで、自己批判や罪悪感を軽減できます。


過度な罪悪感」はつくらずに、また積もり積もってしまった「罪悪感」はできるだけ手放してしまいましょう。罪悪感を減らす練習をしていくと、自分を責めることも同時に減ってきます。

すると、ネガティブなことと向き合っている時間が減って、今に目がいくようになります。

自分を褒めることも自然とできるようになってくるので、

重苦しかった心も軽くなりますよ。

罪悪感が強すぎて苦しい場合や、日常生活に支障が出ている場合は、一度ご相談ください。
また、反省ばかりしていることに気がついたけれど、やめられない場合もご相談ください。
いろは心の相談室では「罪悪感をなくしていくための、わかりやすいメソッド」も提供します。

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