私、アダルトチルドレンなの!?


こんにちは。
幸せ思考セラピーカウンセラーの幸田いろはです。

皆さんは、アダルトチルドレンという言葉をご存知ですか?
「当然知っている。」
「自分はアダルトチルドレンではないからよくわからない。」

実は、私は自分がアダルトチルドレンだということに気がついたのは、心理学の勉強をはじめてからです。それまではなんとなくのイメージで「考え方が子どものまま大人になった人?」なんてまったく違った理解をしていました。当然、自分はアダルトチルドレンではないと思っていました。

アダルトチルドレンとは?

もともとはアルコール依存症の親のもとで育ったために、心に深い傷を負ったまま大人になった人をアダルトチルドレンとよんでいました。

しかし、現在では意味が広がり、「機能不全」の家族の中で育った人々を表しています。「機能不全」とは安全な場所であるはずの家庭がその機能を正常に果たしていないという意味です。

虐待や育児放棄(ネグレクト)、依存症の親のもとで育つ、さらにはごく普通に見える家庭でも機能不全な家族は多いのです!

⚫️親から馬鹿にされたり、傷つけられるような言葉を頻繁にいわれていた
⚫️親に過度に期待されて育った、または溺愛されて育った
⚫️親に兄弟、または他人と比べられて育った、またはエコ贔屓があった
⚫️体裁ばかりを気にする(お金持ち、いい家に住んでいる、仕事での地位が高い、学歴が高いな ど)、表面的に見栄えのすることばかりを重視する家だった
⚫️ニ重拘束がよくあった…例えば、「もっと部屋で勉強しなさい」と言ったかと思えば「もっと外でお友達と遊びなさい」と言う

いかがでしょうか?

このような環境で育った子どもは、本来の自分を出せなくなったり、我慢ばかりするようになったり、自信が持てなくなってしまいます。

そして、大人になった時に自分を犠牲にしてまで人のために動いたり、相手の顔色を伺ってばかりで疲れてしまいます。「自分の責任だ」「自分が悪いのでは?」という自責思考や罪の意識が酷くなることで周りの人とうまく付き合えなくなり、生きづらさを感じるようになります。

私もアダルトチルドレンかもしれない…

ひとつお伝えしておきたいことがあります。
もしアダルトチルドレンだったとしても、皆さんすべてが生きづらいわけではありません。
また、自分は精神疾患のある人間だなんて思う必要もありません。

アダルトチルドレンであっても、親との関係に折り合いをつけて、自立してのびのびと生きていらっしゃる方もいます。悩んだとしても、うまく対処する術を身につけて、人生をぐんぐんと進んでいる方もいらっしゃいます。

一方で、以下のようなお悩みをお抱えの方が多いのも事実です。

・いつも同じようなことで悩み、立ち止まってしまう。
・人の目や相手がどう思うのかを気にするあまり、本音が言えずに我慢ばかりしている。
・自分の言いたいこと、または自分の本当の気持ちがわからなくなってしまった。
・家族や人のために一生懸命生きてきたのに、感謝されるどころかないがしろにされることが
 多く、自分の人生を犠牲にしてきたようで、怒りや焦燥感がある

もし思い当たるなら、一度過去の自分と向き合ってみてください。

生きづらさの原因があるかもしれません。

アダルトチルドレンのまま、のびのびと生きる

「なんでこんなに生きづらいのだろう?」
かつての私は機能不全の家で育った、お悩みも満載のアダルトチルドレンでした。
けれども、今では好きなことをして、のびのびと生きるアダルトチルドレンです!

もし、あなたがアダルトチルドレンでお悩みならば

まずは、自分の気持ちを大事にしましょう。
アダルトチルドレンの方は、自分を大切にすことが難しいのです。

なにかに対して、自分が一番はじめに感じた気持ち

「好き、嫌い、不安だ、イライラする、悲しい、つらい」

すべての気持ちに対して

「そう思っているんだね」

とまず自分のはじめにでた気持ち一番大事にしましょう。

少しずつ、少しずつ、自分の気持ちや考えがはっきりとしてきて、
のびのびと生きられるようにかわっていきますよ。

「どういうことかわからない」「試してみたけれど変わらない」「悩みがあるから聞いてほしい」方

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