白黒思考をやめてグレーゾーンをつくるといい。ちょっとまって!

こんにちは。
幸せ思考セラピーの幸田いろはです。

「白黒思考はやめて、グレーゾーンを作りましょう。そうすると、楽に生きれるようになりますよ。」と言う話は聞いたことがありますか?
「あるある〜」
「ないない!考えたことがない」

白黒思考とは

「テストで100点をとらなければいけない、100点でなければ0点と同じだ!」
「あの人は良い人だ/または悪い人だ」

白黒思考とは、このように何でもかんでも「白」か「黒」かにわけてしまい、グレーゾーンがない考え方です。白黒思考の人は完璧主義になりやすかったり、うつ病やパニック障害になりやすい傾向にあります。

・自分のアイディアはよく考えられていて優れている。
 なのでいつも意見を押し通してしまい、気がついたら周りの人から距離を置かれていた
・任された仕事は全て間違いなくこなさなければ評価されない
・子どもの前では優しくて見本になるような母親でいなければいけない
・いつも身綺麗にして家事を完璧にこなす妻でなければ愛されない

このような考え方をして、知らず知らずのうちに自分の首を絞めていることって意外と多いです。

理想を高くもちすぎると、相手(友人、同僚、上司、子ども、夫)に対してイライラしたり、自分自身のやる気がなくなってしまったり、できない自分を責めたりします。

そして、理想通りにいかなかったときには、関係を終わらせるといった極端な選択をすることも…

「テストは100点が取れなければ0点と同じ」ではなく、
「テストは80点なら上出来だ!」とか「50点だったから次は頑張ろう」「20点だった…これは酷いけれど伸びる余地がある。」と考えられる柔軟さ(グレーゾーン)があると、もっと楽に生きられます

注意!グレーゾーンをつくるのはいいけれど…

ただし、ひとつ注意して欲しいのが…
「他人軸」のままグレーゾーンをつくることです。

他人軸というのは、周りからどう見られるのかを一番に考えてしまう思考のことです。

例えば、自分は紅茶が飲みたいと思っていたのに、他の人がみんなコーヒーを注文したので、自分もコーヒーを頼んでしまう。

今期話題のドラマを見たけれど、面白くなかった。次の日同僚に「ドラマめちゃくちゃ面白かったよね〜」と言われたら、「そうだね面白かった」と答えてしまう。

今でも日本人は「輪を乱さない」という思考が強く、昨今の空気を読むという風潮からも、人に意見を合わせてしまうことはある程度は仕方ないかもしれません。

しかし周りの目を過剰に気にして、みんなと一緒が安心、みんなに好かれたいから、誰かに批判されたくないから、変わっている人と思われたくないからという思いで、これを続けていると…

常に気を使って人の意見に合わせたり、自分の立ち位置を相手より下にしてしまうようながついてしまいます。
そして気がついたら、すごく相手の事を大事にしているのに、自分は尊重されず、意見も聞かれず、信用すらされなくなっているということが!

とくに、人間関係で悩みが多い方、最近気分が沈みがちだという方は要注意です!

自分軸でグレーゾーンをつくるには

それでは、自分軸のグレーゾーンとはどういうことでしょうか?

自分の考えはしっかりと持ちながら、柔軟な態度ができることです

みんながコーヒーを注文しても、自分は紅茶が飲みたければ紅茶を頼みましょう。
みんながコーヒーを頼んで、自分もコーヒーの方がやっぱりいいなと思ったら、コーヒーにしましょう。

「昨日見たドラマ面白かったね」と言われたら、「そうか、〇〇さんは面白かったんだね」と伝え返し、もし「◻️◻️さんはどう思った?」と自分に感想を聞かれたら、「私はあまり面白いと思わなかったの」と自分の気持ちを答える。

どうでしょうか。
もしこれで、相手がムッとするようなら、心の距離をとったほうが良いかもしれません。

重要なのは「自分は自分でオッケー」自分の気持ちが一番大事です。
自分を大事にしていると、周りの人にも大事にしてもらえるようになりますよ。

「そもそも自分軸の作り方がわからない。」「心が弱りすぎて、すっかり他人軸になったしまった。」「自分軸を持ちたい!」方

お試しカウンセリング、今だけ60分12000円のところが1000円です!
この機会にどうぞ



「白黒思考をやめてグレーゾーンをつくるといい。ちょっとまって!」へのコメント

コメントはありません